小田上 飛鳥(Asuka Odagami)
画家・教員・ゼンタングル認定講師(CZT#36)
1981年北海道旭川市生まれ。
中学生の頃に教員を志し、一番得意だった美術科の教員を目指す。2004年北海道教育大学教育学部旭川校学校教育教員養成課程芸術教育系卒業。専攻は造形教育。自身の制作は学生時代から続けているが、絵画については専門的に誰かに師事したことはない。
中学校の美術の授業で初めて油絵具に触れ、以後10年間油彩を中心に制作をする。マチエールづくりが好きで様々な画材で実験を繰り返す。その後出産を機に油彩での制作に環境的にも時間的にも限界を感じ、下描きに使っていたアクリル絵の具による制作を本格的に始める。同時に各種メディウムによるマチエールやステンシルによる表現を取り入れ、装飾的な画面作りが多くなる。
やがてキリンの唯一無二のフォルムに惹かれ、心象風景の中にキリンを描いていくようになる。現在はアクリル絵具をベースに岩絵具や日本画顔料などを用い、絡み合う線や色彩の重なり合う新たな表現を追求している。
2006年より北海道の十勝にて各種公募展、グループ展に出品。2007年平原社展協会賞受賞。六花ファイル第8期作品収蔵。現在平原社美術協会会員、平原社展、道展、二紀展、A造展(十勝の若手作家によるグループ展)に出品。
2016年に書籍でゼンタングルと出会い、 部活動の教材として生徒ともに学ぶ。以後独学で描き続け、2020年に北海道初のゼンタングル認定講師(CZT#36)の資格を取得。